Baristaはアスリートである。

飲食業全般に言えることだと思うのですが、特に味覚を仕事とする職業(シェフ・パティシエ・バリスタ・バーテンダー)は、スポーツ選と同じだと思います。その理由をお伝えします。最高の1杯を提供するためには、その1杯に最高のパフォーマンスで臨まなければなりません。

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味覚が大事だから

風邪をひいた、二日酔いで体がだるい、腰が痛い、花粉症、腱鞘炎など、生活をしていれば少なからず健康上すぐれないことがあります。

ただ『食』を取り扱う以上、プロとして一番大事なのは味覚。バリスタにとって、味覚はもっとも大事です。コーヒー豆は生鮮食品なので日々変化しますし、エスプレッソは朝と昼でも違ってきます。毎日安定した美味しい味を作るには、味を調整する正確な舌(味覚)が必要です。味覚は日々の体調や食事からすごく影響を受けます。

舌には、味覚をキャッチする味蕾 (みらい) という細胞があります。

味覚を感じる細胞“味蕾”

私たちが感じる味覚は、味蕾(みらい)という細胞の集まりで味を感じ取っています。この神経細胞を通じて脳に伝達され「甘い」「苦い」「しょっぱい」などの味を判断しています。この味蕾は舌の上だけではなく、上あごの後方やのど、食道にも広く分布しているため、飲み込むときにも味を感じているといえます。この味蕾は『亜鉛』によって10日間のサイクルで生まれ変わる。亜鉛が摂取不足になると、この10日間のサイクルも機能せず、結果味蕾が減少し、味覚異常に陥ってしまいます。 亜鉛を含む食品: 牡蠣、カニ、貝類、牛肉、チーズ、納豆、抹茶など。

過剰な味付けや偏った食事に慣れてしまうと体内の亜鉛量が不足し、味覚を正しく認識できない味覚障害があらわれます。日々の食事にも気を配り、過度の化学調味料の摂取、特にコンビニ弁当などは控えたほうがよさそうです。

コーヒーの大会の一つにCuptasters(カップテイスターズ)という大会があります。3カップ並んだコーヒーが8セット、合計24カップ。3カップの中に1つだけ違うコーヒーが混ざっておりそれを当てるという間違い探し大会です。この大会は時間勝負になるため、飲んだ瞬間に間違いを判断する必要があります。味覚を研ぎ澄ますために数カ月前から味の濃いものや臭いのきついもの、化学調味料などを口にしない競技者が多いと聞きます。

正確さと速さが求められる

継続は力なりだから

アスリートが、日々の練習を地道にコツコツとやるように、バリスタも日々の練習やコーヒーについて考えることは必要だと感じます。でも継続するって本当に難しい~!

毎日味をとって味の変化を感じたり、ラテアートを練習したり、毎回安定したクオリティのコーヒーが淹れれるように所作を意識したり・・・・バリスタってすぐに上達するような職業ではありません。ソムリエのように国家資格がないので、結局は本人の力量。いかに考えて意識し行動に移したかだと思います。今後大会に出たり、お客様の前でプレゼンしたりする機会があると思います。その時に最高のパフォーマンスができるよう毎日の小さな努力の積み重ねが大切です。

精神的な忍耐力が必要だから

バリスタとして働くには、心の忍耐も必要と考えます。

  • エスプレッソマシーンに立たせてもらえないという焦りとストレス。(アスリート:レギュラーになれないストレス)
  • コーヒーラッシュ時にミスなくこなす平常心をキープする。(アスリート:大会本番で本領を発揮する)
  • 大会に向けてコーヒーの検証し続ける継続力(アスリート:大会に向けて日々の練習)
  • 上司部下とうまくいかない(アスリート:チーム全体の雰囲気が悪い)

成し遂げたい目標や将来像があるなら、そして何よりもコーヒーが好きなら、辛くとも乗り越えられると思います。でも時には心のリフレッシュもしてくださいね。

身体的な体力が必要だから

飲食業がら、立ち仕事。体力が続かないと現場ですぐ疲れてしまい、集中力が保てません。重いミルクを持ってぎっくり腰!なんてことも。

そしてその疲れは、お客様やスタッフ間にも伝染し、負のスパイラルとなります。元気のないバリスタが作るコーヒーはなんだか愛のないおいしくないコーヒーに見えませんか?

ランニングする、ジムに行く、筋トレをする、ヨガをするなど適度な運動で体力作り、汗をかくことは絶対必要です。

結局のところ・・・

健康第一

すべては体調管理です。毎日気持ちよく働くために、今一度食生活、生活習慣を変えてみませんか?

私は、趣味でキックボクシングを始めて足腰が強くなったせいか、すこぶる順調です。笑

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この記事を書いた人

コーヒー屋さんで働いています。

元営業職。退社後オーストラリアとニュージーランドに数年滞在し、旅をしながら日本に帰国。これまで見てきたモノ、感じてきたことを気ままに綴る。

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