コーヒーインストラクター検定2級を受けてみた!

昨年『コーヒーインストラクター検定2級』を受けてきました。今までコーヒーの勉強をイチからちゃんとしたことがなく、人から聞いたり教えてもらったり、ネットや書籍で調べたり、抽出に関しては現場で身に着けたのがほとんど。ただ、色んな人から様々なことを学び、たくさん情報がある中で、どれが正しくてどれが間違っているか時折迷うことがありました。

まずは、基本に立ち戻ってみようと思い受講しました。勉強を進めていくうちに、意外と知らないことが多く、個人的にはすごく良い機会だったと思います。

目次

コーヒーインストラクター検定とは?

コーヒーインストラクターとは、全日本コーヒー商工組合連合会が、正しい知識の普及とコーヒー技術の向上を目的として立ち上げた、コーヒーに関する資格認定制度です。コーヒーインストラクターの資格は一度取得すれば更新もいらないので、特に人気があります。

コーヒーインストラクター検定には2級・1級、さらに上位検定として「コーヒー鑑定士検定」があり「商品設計マスター」「生豆鑑定マスター」「品質管理マスター」と3つの分野で資格取得ができ、3つとも合格すると晴れて「コーヒー鑑定士」として認定されます。

飛び級ができないのが難点で、難易度も上がっていきます。1級と鑑定士は合格率ががくんと下がります・・・・・・(;’∀’)。それほど難しいと言えます。

2019年データ  

コーヒーインストラクター検定2級【合格率85%】

コーヒーインストラクター検定1級【合格率31%】

コーヒー鑑定士【合格率3.1%】

コーヒーインストラクター2級 受験概要

2級は春と秋の年に2回実施されます。春と秋で開催される会場がない場合もあるのでお近くで受験したい場合はチェックしておきましょう。また講習会1日と試験半日が必要になります。

講習会日程 2021年 -春-
4月10日(土)東京・神戸・名古屋 
4月11日(日)東京・神戸・名古屋 
4月17日(土)東京・神戸・名古屋・札幌 
4月18日(日)東京・神戸 
4月24日(土)東京・福岡 
4月25日(日)東京・広島 
東北・北陸 なし
試験日程
2021年5月22日(土)午前か午後のどちらか1時間の試験 ※会場によって異なる。
(第35回再試験含む)
再試験
2021年12月12日(土)(予定)
【会場】 東京・神戸・名古屋・福岡・仙台・金沢
申込期間
1月6日(水)12時 ~ 1月20日(水)17時 ※必着  間もなく締め切りです。
講習・試験にかかる費用
●講習会受講料 22,000円
●検定受験料  5,000円
●教本     4,000円
●教本送料   520円
●認定登録料  5,000円(認定証・認定カード・ブローチ代含む)
合計 36,520円

※コーヒー検定教本をお持ちでなければ購入する必要があります。
申込はこちら⇒https://kentei.jcqa.org/book.asp
定員
東京/300名 京阪神/200名 中部/150名 西日本/50名 北海道/50名 中国/50名
●受講・受験定員は、合計800名を予定。
講習会スケジュール
9:20  受付開始
9:45  オリエンテーション
10:00 講習会
16:30 講習会終了
質疑応答(試験案内)17:00終了
試験タイムスケジュール ※会場によって【午前の部】か【午後の部】で異なります。
【午前の部】
9:20   受付開始
9:45   オリエンテーション
10:00  試験
11:00  終了
【午後の部】
12:20 受付開始
12:45 オリエンテーション
13:00 試験
14:00 終了

参照 https://kentei.jcqa.org/guide.html#kentei-naiyo

試験内容

コーヒーインストラクター2級試験には実技と筆記があり、すべてマークシート式。実技は1問のみで10点満点、筆記は50問ほどで90点満点、100点満点中70点以上で合格です。

実技:カップテスト

講習会ではカップAとカップBの2種類×4パターンを実際に試飲します。その中から1パターンのカップAとBが配られ、試験がスタートします。

4パターンの検体
  1. 深煎り(苦味が強い)と浅煎り(酸味が強い)
  2. アラビカ種(華やかで明るい酸味)とカネフォラ種(大豆や麦茶のような穀物系)
  3. 非水洗式(柔らかな酸味と丸い口当たり)と水洗式(すっきりとした酸味)
  4. 新しい豆(味に奥行きがある)と古い豆(のっぺりとした)

カップテストにおいては練習しようがないので、講習でしっかり特徴を覚えておき、試験の日までいろんなコーヒーを飲んで体で覚えていきましょう。迷ったら温度が冷めるまで待って再度飲んでみると違いが分かります。ちなみに私の時は2番目のアラビカ種とカネフォラ種の問題でした。

地理問題 10問

これは絶対外したくない問題。なぜなら覚えていれば必ず答えられるからです。白地図の国に番号が振らており、その番号に当てはまるコーヒー生産国・格付け方法を組み合わせるように選択していきます。私の時は細かい地域や地区は出題されずシンプルに国名を当てはめていく感じでした。

筆記:〇×問題 40問

設問の文章に対して〇×で応える問題が続きます。コーヒーの栽培から精製の流れ、焙煎、抽出、保存方法、焙煎による成分の変化や、グラインドや抽出器具による味の変化などバランスよく出題されます。

例えば、このような問題。

ℚ.アルカリ性の水で淹れたコーヒーは酸味が強く出る

答えは×です。コーヒーは弱酸性なのでアルカリ性の水はコーヒーの酸味を中和してくれます。このような文章ですべての設問が出題されます。地理問題は暗記して覚えるものアリだと思いますが、知識問題は、暗記ではなく理解して覚えることをお勧めします。ひっかけ問題や自信のない問題にあたると迷いが生じてしまうし、何より今後必ず役に立つ時がくるからです。

試験対策!ここだけは押さえておきたい!

試験を受けて個人的に感じたことをまとめてみました。

  • 講習会で講師が、不自然に(笑)何度も何度も繰り返し説明する部分は試験に出る!
  • 「すべて」「必ず」「全部」「のみ」「だけ」と含まれている設問は注意
  • 講習会は教本をベースに進めていきますが、プロジェクターで写真やグラフを映し出してくれたり補足説明をしてくれます。教本だけだと正直理解しづらい部分もあるので、これらの説明によって理解が深まるのでできればメモをとることをお勧めします。当然写メはNGです・・・・正直話がどんどん進んでいくので写す時間もなければ寝る暇もありません。笑
  • 検体カップの風味特性を覚えておく。
  • 地理問題は必須!『生産国』・『格付け方法』・『特定銘柄』・『収穫時期』をセットで覚える
  • 教本の最初のページにあるカラー写真で、植付から輸出されるまでの流れを理解する。選別方法・精選方法を理解する
  • 精選方法に関しては、過程と最終乾燥状態を理解する
  • アラビカ種とカネフォラ種の特徴を理解する。(原産・木や葉の大きさ・繁殖は単体か2株か・気温・雨量・病気に強いかなど)
  • 焙煎度合の順番を理解する(L値はさらっとでOK)
  • コーヒー生産国の生産量の多い国上位を把握する。(アラビカ種1位はブラジル、カネフォラ種1位はベトナム)
  • コーヒーチェリーの構造を理解する(果肉⇒ミューシレージ⇒パーチメント⇒種子)
  • 焙煎による成分変化を理解する(減少するもの・消失するもの・生じるもの・変わらないもの)
  • コーヒーの味を変える要因を理解する(豆のコンディション・水・湯温・挽き目・時間・比率)
  • 酸味と苦みの関係
  • ドリップ式・浸漬式・サイフォンによる抽出の違いを理解する
  • エスプレッソの特徴を理解する。(モカポットとは異なる)
  • 焙煎後のコーヒーの変化を理解する。(水分・酸素・光・温度)
  • 包装方法を理解しベストな保存方法を提案できるようにする
  • 抽出したコーヒーの化学的変化を理解する(熱による味や香りの変化)
  • インスタントコーヒーの製法の違いを理解する(スプレードライとフリーズドライ)
  • リキッドコーヒーの定義を理解する(コーヒー・コーヒー飲料・清涼飲料・乳飲料)
  • リキッドコーヒーの製法の違いを理解する(缶コーヒとPETボトルコーヒー)

結局のことろ全部ですね・・・・。

参考にしたもの

どなたが作ったかわかりませんが、練習になりました。ありがとうございました!

コーヒーインストラクター検定2級問題集サイト http://ookonakagami.kan-suke.com/

〇×問題を記憶を振り絞って書いてくださってます。参考になります!

勉強するべき要点がまとめてあります!これで満点です!

まとめ

今までコーヒーに携わってきた方も、知識を整理しながら学びなおすつもりで受講するのがおススメです。このブログを見て、受験してくださり、良い機会だった!プラスになった!と言っていただけたら幸いです。今更?とお考えの方もいるかと思いますが、費やした時間に無駄なんてなく、今後絶対活かされると確信しています。もし時間があって何かに挑戦したいと思ったら是非受験してみてください。費用もそれなりにかかるわけで、受験するなら必ず勉強して試験に臨んでくださいね!今年は1級合格に向けて頑張ってみようと思います!

皆様の今後のコーヒーライフがさらに豊かで楽しいものになりますように。

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この記事を書いた人

コーヒー屋さんで働いています。

元営業職。退社後オーストラリアとニュージーランドに数年滞在し、旅をしながら日本に帰国。これまで見てきたモノ、感じてきたことを気ままに綴る。

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