パナソニック家庭用焙煎機『The Roast』の体験レビュー


パナソニックの家庭用焙煎機『The Roast』を体験してみました。

『The Roast 』 はパナソニックが運営する家庭用焙煎機のサブスクリクションサービスです。お家でも気軽に簡単にプロ並みのコーヒーの焙煎ができます。監修は、福岡の大野城市にある「豆香洞(とうかどう)コーヒー」の後藤直紀氏。後藤さんは、2013年の焙煎の世界大会で優勝した(日本人初)経歴があります。以前、『マツコの知らない世界』に出演しマツコ・デラックスさんに美味しいコーヒーのレクチャーをされていました。私も豆香洞コーヒーさんのコーヒーが大好きです。

目次

The Roastとは

The Roastには2種類のサービスがあります。

The Roast Basic ¥144,980(税込) 

焙煎機本体、専用の生豆(スターターキット200g×5種)、豆に合わせた焙煎工程(プロファイル)が送られてくるBasic。プロの焙煎技術を再現した本格的なコーヒーの味や香りをご自宅で簡単に楽しめます。

※焙煎士のレシピを選んで焙煎するだけなのでプロファイルのカスタマイズはできませんが、差額を支払えばExpertにバージョンアップできるようになりました。(https://panasonic.jp/roast/expansion.html)

スターターキットが無くなり次第、生豆の定期頒布もあります。

The Roast Expert ¥275,000(税込)

こちらはBasicの進化版。ロースター向けで、すでに焙煎の知識をお持ちの方やオリジナルの焙煎プロファイルの作成した方向け。高い再現性で焙煎ができるのが特徴です。The Roast Expert対応焙煎機のみが送られてきます。専用アプリで自由に焙煎プロファイルが作成でき、自分好みの焙煎が楽しめます。

今回はThe Roast Expertで実践してみます。こちらが届いた一式。本体と備品。

あとは、携帯に専用アプリをダウンロードするだけ。ダウンロードしたら、アプリと本体をBluetoothで接続します。

ちなみに本体4.8kgの軽さで、1320Wの消費電力。1度で最大50ℊまで焙煎でき、熱風式です。

木造のアパートなので、音が気になるかなと心配しましたが、ドライヤーの音より静かです。(私のドライヤーがうるさすぎるのか?)。匂いは出ますが、窓を開けていれば良いかと思います。広いベランダをお持ちの方やコードが窓際まで届くならそこでやるのがベストかと思います。今回は浅煎りのみでしたが、深煎りになるとおそらくもっと香ばしい焙煎の香りが楽しめます。

専用アプリをダウンロード

まずは、スマホに専用アプリをダウンロードします。※ちなみにiOS端末のみの対応のためAndroidの方はできません。涙

今回は、【The Roast Expoert】です。アプリをダウンロードし起動したらログイン画面になるので、IDとPWを入力します。※ログインには、CLUB Panasonic(https://club.panasonic.jp/)でのID,PWの登録が必要なので事前に登録しておくとスムーズです。

ちなみにこの専用アプリ、すんごく便利。

プロファイルを簡単に作成できる

指でドラッグ&タップでお好みの焙煎プロファイルに変更可能です。

焙煎情報を記録できる

焙煎中の温度や時間、温度差やDTRが記録できます。

焙煎豆の情報を記録できる

  • 生豆基本情報(原産国/地域/農園/品種/標高/精製方法/スコア)
  • 焙煎情報(焙煎日時/環境温度/湿度/生豆水分量/焙煎度/Development Level/焙煎目的)
  • テイスティング評価1~10段階(香り/酸味/苦味/後味/ボディ/総合評価)
  • メモ
  • 焙煎機情報(メーカー/型番)

後で見返したときやプロファイルをシェアする時に情報を共有できるは便利です。

プロファイルを蓄積し、フォルダごとに管理できる

このアプリを持っていたら、他の人とも共有できるし、焙煎効率も上がる。

さて、ログインが出たら、焙煎機本体とペアリングして、Bluetoothで操作可能な状態にします。さっそくやってみましょう!Lets do it!!

やってみよう!

専用アプリを起動し、焙煎開始をポチ

専用アプリ「The Roast」を起動し、プロファイル左下の【焙煎開始】をタップし焙煎機本体にプロファイルを送信します。

生豆を投入口にスタンバイ

生豆を投入口に入れ準備完了です。

生豆を投入

③焙煎機本体のボタンを押すと予熱スタート

ウィーーーンと本体が動き始め、予熱は1分ぐらいで終了します。

④生豆を焙煎機に投入

予熱完了を確認し、生豆を焙煎機にくるっと投入。投入すると自動的に焙煎が始まります。これスゴイ機能ですね。

楽しみに待つ

焙煎中は、実際の焙煎温度がリアルタイムで表示されます。右下の【記録】をタップするとハゼの発生時間と温度、DTR(develop time retio)などが記録できるので便利。

冷却運転

焙煎が終わると自動的に冷却運転に変わります(冷却運転が終了するとピーピーとお知らせが鳴る)

チャフを取り出す

チャフ(生豆の薄皮)が溜まったガラス容器を空の容器に交換します。

本体で焙煎している間、ここにチャフがたまります

焙煎豆を取り出す

焙煎機本体のボタンを押して焙煎した豆を取り出します(この瞬間結構スキ♥)

⑨焙煎完了

トータル10分ほどで焙煎が完了です。準備から冷却取り出しまで15分あればできると思います。なんて手軽なんでしょう。

若干ムラはありますが、家庭用にしては十分かと思います。

後藤直紀氏による使いこなし活用術※パナソニック公式YOUTUBE

The Roastの疑問解決

The Roastを使う意味、メリットの解説をしてくれています。

焙煎の考え方

The Roastと本窯の違い、投入温度、上昇曲線、風量について

The Roastの活用術

仕事効率化、焙煎士とプロファイル共有について

THE ROASTのメリット&デメリット

メリット

  • サンプルローストとして最適(プロファイル通りに焙煎できる)
  • 仕事の効率化アップ(連続焙煎可能、何かをしながらの焙煎が可能)
  • 焙煎データを蓄積できる
  • 焙煎プロファイルをThe Roastユーザーと共有できる
  • 長い目で見ればコスト的にも〇
  • 味の強化・焙煎理論が理解できレベルアップが期待できる
  • コスト削減(少量の焙煎によりサンプル豆のロスを減らす)
  • レンタル可能

デメリット

  • スマホはiSOのみ対応
  • 最大50ℊまでしか焙煎できない
  • 初期費用が10万以上かかる
  • ニオイや音はでます・・・・悪しからず。

Android対応になれば、より利用者数が増えると思うのですが、今後に期待ですね。

e-ラーニング『コーヒービーンズマスター』

焙煎するだけでは終わらせない。The Roastの焙煎を通して味覚の鍛錬・強化を実現し、ご自身のスキルアップやお店の教育にも取り入れらます。会場に行かなくても送られてくる教材(座学)とThe Roast(実践)があればいつでも本人のペースで学べるスタイルです。

後藤さんによるe-ラーニングの活用術のお話。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実際に使ってみて、焙煎素人の私でも簡単に焙煎ができました。❛ただ焙煎して終わり❜ではなく、その焙煎がどうだったのか、どういう焙煎をすればどのような味になるのかなどの検証や改善が大切だなと思います。また、コーヒーを飲んだ時の焙煎由来による味の取り方も理解できるようになります。The Roastは入り口にすぎず、その先どうなりたいか自分のなりたい姿へ近づくための自己投資でもあると感じました。

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この記事を書いた人

コーヒー屋さんで働いています。

元営業職。退社後オーストラリアとニュージーランドに数年滞在し、旅をしながら日本に帰国。これまで見てきたモノ、感じてきたことを気ままに綴る。

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